今年最後の選手へのメッセージ

2014年のシーズンが終わろうとしている。「野球が上手くなりたい」とか「強くなりたい」という部員の気持ちに応えて、どうしたら強くなれるのか、どうしたらもっと上手くなれるのかを常に考えて指導をしてきたが、振り返ってみると反省しか思い浮かばない。

試合での敗北、ミスから課題を明らかにして、練習で修正する。野球はその繰り返しである。と思っていた。しかし、重要な事が抜けていた。選手の「心の動き」に着目することができていなかった。

やはり野球はメンタルの強さが不可欠なスポーツだ。ただ練習だけしていても、心の成長がなければ成果はついてこないし、心が強くなければ試合で実力も発揮できない。


来年は、指導者として心を強くするために何が必要かを明確に伝えていき、試合でどのように心をコントロールすることができれば、実力を最大限発揮できるのかを知ってもらいたい。

 

選手諸君、

心をトレーニングすることで、自信とより前向きな状態をつくりだすことができるもの。

心の持ち方一つで練習の質も効果も上がる。そのための心の持ち方を学んでいきましょう。

 

まずは基本の4つ。来年から下記を意識して練習に参加してください。

① 自発的に声を出し、自ら練習に取り組む姿勢をつくる。

② 自信をつけるために自分に何ができるのかを明確にする。

③ 自分で決めた取り組みで結果を確認しながら、自分の力を信じることができるきっかけを作る。

④ 野球以外の場面でも心をコントロールし、より自分の望む結果を手に入れられるようになる。


君達も来年は2年生。もう甘えは通用しない。

ドジャースの選手としての「相応しさ」も意識できなくてはなりません。